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ヘブライ人へ 12:1−3

イエスを見上げよ

 

 

翻訳比較



聖書協会共同訳2018
◆主による鍛錬
ヘブ 12:1 こういうわけで、私たちもまた、このように多くの証人に雲のように囲まれているのですから、すべての重荷や絡みつく罪を捨てて、自分に定められ ている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか。
ヘブ 12:2 信仰の導き手であり、完成者であるイエスを見つめながら、走りましょう。この方は、ご自分の前にある喜びのゆえに、恥をもいとわないで、十字架 を忍び、神の王座の右にお座りになったのです。
ヘブ 12:3 あなたがたは、気力を失い、弱り果ててしまわないように、罪人たちのこのような反抗を忍ばれた方のことを、よく考えなさい。

フランシスコ会訳2013
◆イエスの模範

001それで、わたしたちもまた、こ れほど多くの証人に雲のように囲まれているのですから、一切の邪魔物と、絡みつく罪を捨てて、わたしたちが参加すべき競走を忍耐強く 走り続けようではありませんか。

002信仰の導き手であり、その完成 者であるイエスに、わたしたちは目を注ごうではありませんか。イエスはご自分の前に置かれた喜びを捨てて、恥をもいとわず十字架を耐 え忍ばれました。そして、神の玉座の右に座っておられます。

003あなた方は、ご自分に対する罪 人たちの、これほどひどい反抗を耐え忍ばれたイエスを思い起こしなさい。それは、あなた方の心が弱り、疲れ果てることのないためで す。

 

岩波翻訳委員会訳1995

581201それゆえ私たちも、雲〔のような〕証人たち〔の群〕に囲まれているのだから、すべての重荷と 絡みつく罪をかなぐり捨てて、私たちの前に置かれた競走を忍耐をもって走り続けようではないか、

581202信仰の導き手であり完成者であるイエスに目を据えたままで。彼は自らの前に置かれた喜びのゆ えに、恥をものともせず、十字架に耐えた。そして神の座の右に着いているのである。

581203つまり、罪人たちから自分に対してなされたこれほどの反逆に耐え抜いた方のことを熟慮しなさ い。あなたがたが力を落としてしまい、その魂が弱り果てないために。

 

新共同訳1987

12:1 こういうわけで、わたしたちもまた、このようにおびただしい証人の群れに囲まれている以上、すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められて いる競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか、

12:2 信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。このイエスは、御自身の前にある喜びを捨て、恥をもいとわないで十字架の死を耐え忍び、神の玉座の右 にお座りになったのです。

12:3 あなたがたが、気力を失い疲れ果ててしまわないように、御自分に対する罪人たちのこのような反抗を忍耐された方のことを、よく考えなさい。

 

前田訳1978

12:1 それゆえわれらも、このような雲なす証人たちに囲まれていますから、すべてのからみつく邪魔物と罪とを捨て、忍耐をもってわれらの前に置かれた走り場を走 りましょう。

12:2 信仰の手ほどきまた仕上げをなさるイエスを仰ぎ見て走りましょう。彼は、自らの前に置かれたよろこびの代わりに、恥をいとわず十字架を忍び、神のみ座の右 におすわりでした。

12:3 お考えなさい、あなた方が心疲れてくじけないように、罪びとらによって自らに向けられたこのような反抗をお忍びの方のことを。

 

新改訳1970

12:1 こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、私た ちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。

12:2 信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を 忍び、神の御座の右に着座されました。

12:3 あなたがたは、罪人たちのこのような反抗を忍ばれた方のことを考えなさい。それは、あなたがたの心が元気を失い、疲れ果ててしまわないためです。

 

塚本訳1963

12:1 それゆえ、わたし達も、こんなに雲のような(大勢の)証人に囲まれているのであるから、(信仰の障害となる)すべての煩わしさと、すぐにからみつく罪とを ぬぎすてて、わたし達の前に置かれている競走を、忍耐をもって走ろうではないか。

12:2 (かの)信仰の創始者また完成者であるイエスを見上げて!彼は自分の前にある喜びを捨て、恥をもいとわず十字架を耐え忍んで、(いまや)神の御座の『右に 坐られているのである』。

12:3 あなた達も倦怠し、無気力になることがないように、彼が(御子でありながら、)『罪人どもの自分に対する』あんな敵対を耐え忍ばれたことを考えなくては。

 

口語訳1955

12:1 こういうわけで、わたしたちは、このような多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、いっさいの重荷と、からみつく罪とをかなぐり捨てて、わたし たちの参加すべき競走を、耐え忍んで走りぬこうではないか。

12:2 信仰の導き手であり、またその完成者であるイエスを仰ぎ見つつ、走ろうではないか。彼は、自分の前におかれている喜びのゆえに、恥をもいとわないで十字架 を忍び、神の御座の右に座するに至ったのである。

12:3 あなたがたは、弱り果てて意気そそうしないために、罪人らのこのような反抗を耐え忍んだかたのことを、思いみるべきである。

 

文語訳1917

"581201"," この故に我らは斯く多くの證人に雲のごとく圍まれたれば、凡ての重荷と纏へる罪とを除け、忍耐をもて我らの前に置かれたる馳場をはし り、"

"581202"," 信仰の導師また之を全うする者なるイエスを仰ぎ見るべし。彼はその前に置かれたる歡喜のために、恥をも厭はずして十字架をしのび、遂 に神の御座の右に坐し給へり。"

"581203"," なんじら倦み疲れて心を喪ふこと莫らんために、罪人らの斯く己に逆ひしことを忍び給へる者をおもへ。"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ルカ 8:15

8:15 良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。」

 

新共同 Uテモ4:7

4:7 わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。

 

新共同 使  3:15

3:15 あなたがたは、命への導き手である方を殺してしまいましたが、神はこの方を死者の中から復活させてくださいました。わたしたちは、このことの証人です。

 

新共同 ヘブ 1:3

1:3 御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、人々の罪を清められた後、天の高い 所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。

 

新共同 ルカ 2:34

2:34 シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。「御覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、また、 反対を受けるしるしとして定められています。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ロマ 13:11-14

13:11 なお、あなたがたは時を知っているのだから、特に、この事を励まねばならない。すなわち、あなたがたの眠りからさめるべき時が、すでにきている。なぜなら 今は、わたしたちの救が、初め信じた時よりも、もっと近づいているからである。

13:12 夜はふけ、日が近づいている。それだから、わたしたちは、やみのわざを捨てて、光の武具を着けようではないか。

13:13 そして、宴楽と泥酔、淫乱と好色、争いとねたみを捨てて、昼歩くように、つつましく歩こうではないか。

13:14 あなたがたは、主イエス・キリストを着なさい。肉の欲を満たすことに心を向けてはならない。

 

口語訳 Uコリ6:14

6:14 不信者と、つり合わないくびきを共にするな。義と不義となんの係わりがあるか。光とやみとなんの交わりがあるか。

 

口語訳 Uコリ7:1

7:1 愛する者たちよ。わたしたちは、このような約束を与えられているのだから、肉と霊とのいっさいの汚れから自分をきよめ、神をおそれて全く清くなろうではな いか。

 

口語訳 ピリ 3:7-14

3:7 しかし、わたしにとって益であったこれらのものを、キリストのゆえに損と思うようになった。

3:8 わたしは、更に進んで、わたしの主キリスト・イエスを知る知識の絶大な価値のゆえに、いっさいのものを損と思っている。キリストのゆえに、わたしはすべて を失ったが、それらのものを、ふん土のように思っている。それは、わたしがキリストを得るためであり、

3:9 律法による自分の義ではなく、キリストを信じる信仰による義、すなわち、信仰に基く神からの義を受けて、キリストのうちに自分を見いだすようになるためで ある。

3:10 すなわち、キリストとその復活の力とを知り、その苦難にあずかって、その死のさまとひとしくなり、

3:11 なんとかして死人のうちからの復活に達したいのである。

3:12 わたしがすでにそれを得たとか、すでに完全な者になっているとか言うのではなく、ただ捕えようとして追い求めているのである。そうするのは、キリスト・イ エスによって捕えられているからである。

3:13 兄弟たちよ。わたしはすでに捕えたとは思っていない。ただこの一事を努めている。すなわち、後のものを忘れ、前のものに向かってからだを伸ばしつつ、

3:14 目標を目ざして走り、キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の賞与を得ようと努めているのである。

 

口語訳 Tコリ9:24-27

9:24 あなたがたは知らないのか。競技場で走る者は、みな走りはするが、賞を得る者はひとりだけである。あなたがたも、賞を得るように走りなさい。

9:25 しかし、すべて競技をする者は、何ごとにも節制をする。彼らは朽ちる冠を得るためにそうするが、わたしたちは朽ちない冠を得るためにそうするのである。

9:26 そこで、わたしは目標のはっきりしないような走り方をせず、空を打つような拳闘はしない。

9:27 すなわち、自分のからだを打ちたたいて服従させるのである。そうしないと、ほかの人に宣べ伝えておきながら、自分は失格者になるかも知れない。

 

口語訳 ガラ 5:7

5:7 あなたがたはよく走り続けてきたのに、だれが邪魔をして、真理にそむかせたのか。

 

口語訳 ピリ 2:16

2:16 このようにして、キリストの日に、わたしは自分の走ったことがむだでなく、労したこともむだではなかったと誇ることができる。

 

口語訳 ロマ 2:7

2:7 すなわち、一方では、耐え忍んで善を行って、光栄とほまれと朽ちぬものとを求める人に、永遠のいのちが与えられ、

 

口語訳 ロマ 5:3-5

5:3 それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、

5:4 忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。

5:5 そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。

 

口語訳 ロマ 8:24-25

8:24 わたしたちは、この望みによって救われているのである。しかし、目に見える望みは望みではない。なぜなら、現に見ている事を、どうして、なお望む人があろ うか。

8:25 もし、わたしたちが見ないことを望むなら、わたしたちは忍耐して、それを待ち望むのである。

 

口語訳 ロマ 12:12

12:12 望みをいだいて喜び、患難に耐え、常に祈りなさい。

 

口語訳 ピリ 3:20

3:20 しかし、わたしたちの国籍は天にある。そこから、救主、主イエス・キリストのこられるのを、わたしたちは待ち望んでいる。

 

口語訳 Tコリ1:7-8

1:7 こうして、あなたがたは恵みの賜物にいささかも欠けることがなく、わたしたちの主イエス・キリストの現れるのを待ち望んでいる。

1:8 主もまた、あなたがたを最後まで堅くささえて、わたしたちの主イエス・キリストの日に、責められるところのない者にして下さるであろう。

 

口語訳 ピリ 1:6

1:6 そして、あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、確信している。

 

口語訳 ピリ 2:8-11

2:8 おのれを低くして、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順であられた。

2:9 それゆえに、神は彼を高く引き上げ、すべての名にまさる名を彼に賜わった。

2:10 それは、イエスの御名によって、天上のもの、地上のもの、地下のものなど、あらゆるものがひざをかがめ、

2:11 また、あらゆる舌が、「イエス・キリストは主である」と告白して、栄光を父なる神に帰するためである。

 

口語訳 Tコリ15:58

15:58 だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはないと、 あなたがたは知っているからである。

 

口語訳 ガラ 6:9

6:9 わたしたちは、善を行うことに、うみ疲れてはならない。たゆまないでいると、時が来れば刈り取るようになる。

 

(日)新共同訳1987の引照

新共同 ロマ 13:12

13:12 夜は更け、日は近づいた。だから、闇の行いを脱ぎ捨てて光の武具を身に着けましょう。

 

新共同 エペ 4:22

4:22 だから、以前のような生き方をして情欲に迷わされ、滅びに向かっている古い人を脱ぎ捨て、

 

新共同 ヘブ 10:36

10:36 神の御心を行って約束されたものを受けるためには、忍耐が必要なのです。

 

新共同 Tコリ9:24

9:24 あなたがたは知らないのですか。競技場で走る者は皆走るけれども、賞を受けるのは一人だけです。あなたがたも賞を得るように走りなさい。

 

新共同 ガラ 2:2

2:2 エルサレムに上ったのは、啓示によるものでした。わたしは、自分が異邦人に宣べ伝えている福音について、人々に、とりわけ、おもだった人たちには個人的に 話して、自分は無駄に走っているのではないか、あるいは走ったのではないかと意見を求めました。

 

新共同 ピリ 2:8

2:8 へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。

 

新共同 ヘブ 1:3

1:3 御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、人々の罪を清められた後、天の高い 所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。

 

新共同 ガラ 6:9

6:9 たゆまず善を行いましょう。飽きずに励んでいれば、時が来て、実を刈り取ることになります。

 

新共同 ヘブ 12:5

12:5 また、子供たちに対するようにあなたがたに話されている次の勧告を忘れています。「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。主から懲らしめられても、/ 力を落としてはいけない。

 

新共同 黙  2:3

2:3 あなたはよく忍耐して、わたしの名のために我慢し、疲れ果てることがなかった。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口 語訳 ガラ 5:7

5:7 あなたがたはよく走り続けてきたのに、だれが邪魔をして、真理にそむかせたのか。

 

口 語訳 ヘブ 2:10

2:10 なぜなら、万物の帰すべきかた、万物を造られたかたが、多くの子らを栄光に導くのに、彼らの救の君を、苦難をとおして全うされたの は、彼にふさわしいことであったからである。

 

口 語訳 Uコリ8:9

8:9 あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っている。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくな られた。それは、あなたがたが、彼の貧しさによって富む者になるためである。

 

口 語訳 ピリ 2:6-8

2:6 キリストは、神のかたちであられたが、神と等しくあることを固守すべき事とは思わず、

2:7 かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず、

2:8 おのれを低くして、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順であられた。

 

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ヘブライ人へ 12:4−11

主の訓練を軽んずるな

 

 

翻訳比較



聖書協会共同訳2018
ヘブ 12:4 あなたがたはまだ、罪と闘って、血を流すまで抵抗したことがありません。
ヘブ 12:5 また、子に対するようにあなたがたに語られている次の勧告を忘れています。/「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。/主によって懲らしめ られても/弱り果ててはならない。
ヘブ 12:6 主は愛する者を鍛え/子として受け入れる者を皆/鞭打たれるからである。」
ヘブ 12:7 あなたがたは鍛錬として耐え忍びなさい。神は、あなたがたを子として扱っておられるのです。一体、父から鍛えられない子があるでしょうか。
ヘブ 12:8 誰もが受ける鍛錬を受けていないとすれば、あなたがたは庶子であって、実の子ではありません。
ヘブ 12:9 さらに、私たちには、鍛えてくれる肉の父がいて、その父を敬っていました。それなら、なおさら、霊の父に服従して生きるべきではないでしょう か。
ヘブ 12:10 肉の父はしばらくの間、自分の思うままに鍛えてくれましたが、霊の父は私たちの益のために、ご自分の聖性にあずからせようとして、鍛えてくだ さるのです。
ヘブ 12:11 およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後には、それによって鍛え上げられた人々に、平安な義 の実を結ばせるのです。


フランシスコ会訳2013

◆父としての神の教育

004あなた方は、罪と戦っています が、まだ血を流すほどの抵抗をしたことはありません。

005また、あたかも子供に語るよう に、あなた方に語られた、あの勧めをあなた方は忘れています。

「わが子よ、主の訓練を軽んじるな。

主に責められるとき、力を落とすな。

006主は、愛する者を訓練し、

子として受け入れるすべての者を鞭打たれる」。

007あなた方は、これを訓練として 耐え忍びなさい。神は、あなた方を子として扱っておられるのです。父が訓練しない子がいるでしょうか。

008もし、すべての子が受ける訓練 をあなた方が受けないとするなら、あなた方は庶子であって嫡子ではありません。

009また、わたしたちには、肉親の 父親がおり、わたしたちを訓練しましたが、彼らを尊敬しました。それならなおさら、霊の父に服従して、命を受けるべきではないでしょ うか。

010肉親の父は、しばらくの間、自 分の思いのままにわたしたちを訓練しましたが、霊の父は、わたしたちの益のために訓練なさるのです。これはわたしたちが、その聖性に あずかるためです。

011どんな訓練でも、その時は、楽 しいものではなく、むしろ苦しいものに思われますが、後になると、この訓練は、それによって鍛えられた人々に、義という平和の実をも たらします。


 

岩波翻訳委員会訳1995

581204罪に対して闘うにあたって、あなたがたはまだ血〔を流すほど〕にまで抵抗したことがない。

581205そして次の勧告を忘れてしまっている。それは子としてのあなたがたに話しかけられている。

わが子よ主の躾けを軽んじるのはやめよ

主から咎められて力を落とすのはやめよ

581206主は愛す る者を躾け

受け人れようと思う子を皆鞭打つ のだから

581207あなたがたが耐えているのは、躾けなのである。神はあなたがたを子として扱っている。という のも、父親が躾けない子などいるであろうか。

581208もし、皆が受けた躾けを受けていないなら、その場合にはあなたがたは私生児であって〔嫡〕子 ではない。

581209さらに、私たちには、躾け手として自分の肉〔親〕の父親たちがいて、敬っていたが、〔それな ら〕なおのこと〔自分たちの〕霊の父には服従するようになるのではないか。そして、生きるのではないか。

581210前者はわずかの間、自分に〔よいと〕思われるところに従って躾けていたが、後者は益になるよ う、自分の聖性に与らせるため〔に躾けるの〕だから。

581211躾けはすべて、その時は喜ばしいことではなく、つらいことに思われるが、後になってみると、 それによって訓練された人々に義に〔基づく〕平和の実を結ばせる。

 

新共同訳1987

12:4 あなたがたはまだ、罪と戦って血を流すまで抵抗したことがありません。

12:5 また、子供たちに対するようにあなたがたに話されている次の勧告を忘れています。「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。主から懲らしめられても、/ 力を落としてはいけない。

12:6 なぜなら、主は愛する者を鍛え、/子として受け入れる者を皆、/鞭打たれるからである。」

12:7 あなたがたは、これを鍛錬として忍耐しなさい。神は、あなたがたを子として取り扱っておられます。いったい、父から鍛えられない子があるでしょうか。

12:8 もしだれもが受ける鍛錬を受けていないとすれば、それこそ、あなたがたは庶子であって、実の子ではありません。

12:9 更にまた、わたしたちには、鍛えてくれる肉の父があり、その父を尊敬していました。それなら、なおさら、霊の父に服従して生きるのが当然ではないでしょう か。

12:10 肉の父はしばらくの間、自分の思うままに鍛えてくれましたが、霊の父はわたしたちの益となるように、御自分の神聖にあずからせる目的でわたしたちを鍛えら れるのです。

12:11 およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を 結ばせるのです。

 

前田訳1978

12:4 あなた方は罪に向かって戦いつつ血を流すまで抵抗したことはまだありません。

12:5 あなた方は子たちへのように語られた勧めをお忘れです。そのことばはこうです、「わが子よ、主のしつけを軽んずるな、主にこらしめられてくじけるな。

12:6 主は愛するものをしつけ、受け入れる子をみな笞打ちたもうゆえに」と。

12:7 しつけのためにお忍びなさい。神はあなた方を子としてお扱いです。父がしつけない子がありますか。

12:8 だれでも受けるはずのしつけがあなた方にないならば、あなた方は私生児であって、実子ではありません。

12:9 さらに、われらにしつけ手である肉の父があって尊敬したのならば、ましてわれらは霊の父に従って生きようとしないわけがないでしょう。

12:10 肉の父は短い間、自らの考えでしつけましたが、霊の父はわれらを益して彼の聖さにあずかるようになさいます。

12:11 しつけはすべて、その時にはよろこびでなく悲しみに見えますが、後にはそれで練られたものに義の平和な実を与えます。

 

新改訳1970

12:4 あなたがたはまだ、罪と戦って、血を流すまで抵抗したことがありません。

12:5 そして、あなたがたに向かって子どもに対するように語られたこの勧めを忘れています。「わが子よ。主の懲らしめを軽んじてはならない。主に責められて弱り 果ててはならない。

12:6 主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるからである。」

12:7 訓練と思って耐え忍びなさい。神はあなたがたを子として扱っておられるのです。父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか。

12:8 もしあなたがたが、だれでも受ける懲らしめを受けていないとすれば、私生子であって、ほんとうの子ではないのです。

12:9 さらにまた、私たちには肉の父がいて、私たちを懲らしめたのですが、しかも私たちは彼らを敬ったのであれば、なおさらのこと、私たちはすべての霊の父に服 従して生きるべきではないでしょうか。

12:10 なぜなら、肉の父親は、短い期間、自分が良いと思うままに私たちを懲らしめるのですが、霊の父は、私たちの益のため、私たちをご自分の聖さにあずからせよ うとして、懲らしめるのです。

12:11 すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われるものですが、後になると、これによって訓練された人々に平安な義の実を結ば せます。

 

塚本訳1963

12:4 あなた達はまだ、罪と戦って血を流すまでに抵抗したことがない。

12:5 また、(親がその)子に話すようにして話される(神の)励ましを忘れてしまっている。──『わが子よ、主の訓練を軽んずるな、処罰されるときに、ひるむ な。

12:6 なぜなら、主は愛する者を訓練し、好きな子をすべて懲らしめられる。』

12:7 (神の)『訓練』を受けるために、(迫害を)耐え忍べ。神はあなた達を(自分の)『子』のように取り扱われるのである。なぜなら、父の『訓練し』ない『子 が』どこにかあるのか。

12:8 もし皆が受ける『訓練が』ないとすれば、それこそあなた達は私生児で、(ほんとうの)『子』ではない。

12:9 かつまた、わたし達は訓練をする者として肉の父を尊敬した(とするならば)、まして霊魂の父に服従して、(永遠に)生きないことがあるだろうか。

12:10 というのは、肉の父は(ほんの)少しの日数(だけ)、自分の考えに従って訓練したのに反して、神はわたし達を益するため、わたし達をその聖さにあずからせ るために、訓練されるのであるから。

12:11 あらゆる訓練(というもの)は、その当座は喜びとは見えず、かえって悲しみと見えるが、しかしあとで、それで鍛えた者に(まことの)義の実である平安を与 えるのである。

 

口語訳1955

12:4 あなたがたは、罪と取り組んで戦う時、まだ血を流すほどの抵抗をしたことがない。

12:5 また子たちに対するように、あなたがたに語られたこの勧めの言葉を忘れている、/「わたしの子よ、/主の訓練を軽んじてはいけない。主に責められるとき、 弱り果ててはならない。

12:6 主は愛する者を訓練し、/受けいれるすべての子を、/むち打たれるのである」。

12:7 あなたがたは訓練として耐え忍びなさい。神はあなたがたを、子として取り扱っておられるのである。いったい、父に訓練されない子があるだろうか。

12:8 だれでも受ける訓練が、あなたがたに与えられないとすれば、それこそ、あなたがたは私生子であって、ほんとうの子ではない。

12:9 その上、肉親の父はわたしたちを訓練するのに、なお彼をうやまうとすれば、なおさら、わたしたちは、たましいの父に服従して、真に生きるべきではないか。

12:10 肉親の父は、しばらくの間、自分の考えに従って訓練を与えるが、たましいの父は、わたしたちの益のため、そのきよさにあずからせるために、そうされるので ある。

12:11 すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせ るようになる。

 

文語訳1917

"581204"," 汝らは罪と闘ひて未だ血を流すまで抵抗しことなし。"

"581205"," また子に告ぐるごとく汝らに告げ給ひし勸言を忘れたり。曰く、『わが子よ、主の懲戒を輕んずるなかれ、主に戒めらるるとき捲むなか れ、"

"581206"," そは主、その愛する者を懲らしめ、凡てその受け給ふ子を鞭うち給へばなり』、と。"

"581207"," 汝らの忍ぶは懲戒の爲なり、神は汝らを子のごとく待ひたまふ、誰か父の懲らしめぬ子あらんや。"

"581208"," 凡ての人の受くる懲戒、もし汝らに無くば、それは私生兒にして眞の子にあらず、"

"581209"," また我らの肉體の父は、我らを懲らしめし者なるに尚これを敬へり、況して靈魂の父に服ひて生くることを爲ざらんや。"

"581210"," そは肉體の父は暫くの間その心のままに懲しむることを爲しが、靈魂の父は我らを益するために、その聖潔に與らせんとて懲らしめ給へば なり。"

"581211"," 凡ての懲戒、今は喜ばしと見えず、反つて悲しと見ゆ、されど後これに由りて練習する者に、義の平安なる果を結ばしむ。"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新 共同 Uコリ4:17

4:17 わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。

 

新 共同 ピリ 1:11

1:11 イエス・キリストによって与えられる義の実をあふれるほどに受けて、神の栄光と誉れとをたたえることができるように。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 Tコリ10:13

10:13 あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、 それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。

 

口語訳 Uコリ12:9-10

12:9 ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」。それだから、キリストの力がわたしに 宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。

12:10 だから、わたしはキリストのためならば、弱さと、侮辱と、危機と、迫害と、行き詰まりとに甘んじよう。なぜなら、わたしが弱い時にこそ、わたしは強いから である。

 

口語訳 Tコリ11:32

11:32 しかし、さばかれるとすれば、それは、この世と共に罪に定められないために、主の懲らしめを受けることなのである。

 

口語訳 ロマ 5:3-5

5:3 それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、

5:4 忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。

5:5 そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。

 

口語訳 ロマ 14:17

14:17 神の国は飲食ではなく、義と、平和と、聖霊における喜びとである。

 

口語訳 ガラ 5:22-23

5:22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、

5:23 柔和、自制であって、これらを否定する律法はない。

 

(日)新共同訳1987の引照

新共同 ヘブ 10:31

10:31 生ける神の手に落ちるのは、恐ろしいことです。

 

新共同 ヘブ 13:22

13:22 兄弟たち、どうか、以上のような勧めの言葉を受け入れてください、実際、わたしは手短に書いたのですから。

 

新共同 ヘブ 12:3

12:3 あなたがたが、気力を失い疲れ果ててしまわないように、御自分に対する罪人たちのこのような反抗を忍耐された方のことを、よく考えなさい。

 

新共同 黙  3:19

3:19 わたしは愛する者を皆、叱ったり、鍛えたりする。だから、熱心に努めよ。悔い改めよ。

 

新共同 Tペテ5:9

5:9 信仰にしっかり踏みとどまって、悪魔に抵抗しなさい。あなたがたと信仰を同じくする兄弟たちも、この世で同じ苦しみに遭っているのです。それはあなたがた も知っているとおりです。

 

新共同 黙  22:6

22:6 そして、天使はわたしにこう言った。「これらの言葉は、信頼でき、また真実である。預言者たちの霊感の神、主が、その天使を送って、すぐにも起こるはずの ことを、御自分の僕たちに示されたのである。

 

新共同 ヘブ 12:14

12:14 すべての人との平和を、また聖なる生活を追い求めなさい。聖なる生活を抜きにして、だれも主を見ることはできません。

 

新共同 Uペテ1:4

1:4 この栄光と力ある業とによって、わたしたちは尊くすばらしい約束を与えられています。それは、あなたがたがこれらによって、情欲に染まったこの世の退廃を 免れ、神の本性にあずからせていただくようになるためです。

 

新共同 Tペテ1:6

1:6 それゆえ、あなたがたは、心から喜んでいるのです。今しばらくの間、いろいろな試練に悩まねばならないかもしれませんが、

 

新共同 Uテモ4:8

4:8 今や、義の栄冠を受けるばかりです。正しい審判者である主が、かの日にそれをわたしに授けてくださるのです。しかし、わたしだけでなく、主が来られるのを ひたすら待ち望む人には、だれにでも授けてくださいます。

 

新共同 ヤコ 3:18

3:18 義の実は、平和を実現する人たちによって、平和のうちに蒔かれるのです。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 黙  3:19

3:19 すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって悔い改めなさい。

 

口語訳 Uペテ1:4

1:4 また、それらのものによって、尊く、大いなる約束が、わたしたちに与えられている。それは、あなたがたが、世にある欲のために滅びることを免れ、神の性質 にあずかる者となるためである。

 

口語訳 Uコリ7:8-11

7:8 そこで、たとい、あの手紙であなたがたを悲しませたとしても、わたしはそれを悔いていない。あの手紙がしばらくの間ではあるが、あなたがたを悲しませたの を見て悔いたとしても、

7:9 今は喜んでいる。それは、あなたがたが悲しんだからではなく、悲しんで悔い改めるに至ったからである。あなたがたがそのように悲しんだのは、神のみこころ に添うたことであって、わたしたちからはなんの損害も受けなかったのである。

7:10 神のみこころに添うた悲しみは、悔いのない救を得させる悔改めに導き、この世の悲しみは死をきたらせる。

7:11 見よ、神のみこころに添うたその悲しみが、どんなにか熱情をあなたがたに起させたことか。また、弁明、義憤、恐れ、愛慕、熱意、それから処罰に至らせたこ とか。あなたがたはあの問題については、すべての点において潔白であることを証明したのである。

 

口語訳 ヤコ 1:2-4

1:2 わたしの兄弟たちよ。あなたがたが、いろいろな試錬に会った場合、それをむしろ非常に喜ばしいことと思いなさい。

1:3 あなたがたの知っているとおり、信仰がためされることによって、忍耐が生み出されるからである。

1:4 だから、なんら欠点のない、完全な、でき上がった人となるように、その忍耐力を十分に働かせるがよい。

 

口語訳 Tペテ1:6-7

1:6 そのことを思って、今しばらくのあいだは、さまざまな試錬で悩まねばならないかも知れないが、あなたがたは大いに喜んでいる。

1:7 こうして、あなたがたの信仰はためされて、火で精錬されても朽ちる外はない金よりもはるかに尊いことが明らかにされ、イエス・キリストの現れるとき、さん びと栄光とほまれとに変るであろう。

 

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ヘブライ人へ 12:12−13

強くあれ

 

 

翻訳比較



聖書協会共同訳2018
ヘブ 12:12 だから、萎えた手と衰えた膝をまっすぐにしなさい。
ヘブ 12:13 また、自分の足のために、まっすぐな道を造りなさい。不自由な足が道を踏み外すことなく、むしろ癒やされるためです。


フランシスコ会訳2013

012
ですから、あなた方はなえた手と、弱った膝をまっすぐにしなさい。

013また、あなた方の足のために、 まっすぐな道を造りなさい。これは、足の不自由な人が道をそれることがなく、かえって丈夫になるためです。

 

岩波翻訳委員会訳1995

581212それゆえ萎えた両手と虚弱になった両膝をまっすぐにしなさい。

581213不自由な足がねじ曲がらず、むしろ癒されるよう、自分の足のためにまっすぐな径を造りなさ い。

 

新共同訳1987

12:12 だから、萎えた手と弱くなったひざをまっすぐにしなさい。

12:13 また、足の不自由な人が踏み外すことなく、むしろいやされるように、自分の足でまっすぐな道を歩きなさい。

 

前田訳1978

12:12 それゆえ、無力の手と弱った膝とをまっすぐにし、

12:13 足にまっすぐな道をそなえなさい。それは足なえが踏みはずさず、むしろいやされるためです。

 

新改訳1970

12:12 ですから、弱った手と衰えたひざとを、まっすぐにしなさい。

12:13 また、あなたがたの足のためには、まっすぐな道を作りなさい。足なえの人も関節をはずすことのないため、いやむしろ、いやされるためです。

 

塚本訳1963

12:12 だから、『力の抜けた手と、しびれた膝をまっすぐに伸ばしなさい。』

12:13 そしてあなた達の『足で、まっすぐな道を歩きなさい』。足なえが脱臼することなく、むしろそれが直るように。

 

口語訳1955

12:12 それだから、あなたがたのなえた手と、弱くなっているひざとを、まっすぐにしなさい。

12:13 また、足のなえている者が踏みはずすことなく、むしろいやされるように、あなたがたの足のために、まっすぐな道をつくりなさい。

 

文語訳1917

"581212"," されば衰へたる手、弱りたる膝を強くし、"

"581213"," 足蹇へたる者の履み外すことなく、反つて醫されんために汝らの足に直なる途を備えよ。"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

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(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口 語訳 ロマ 14:21

14:21 肉を食わず、酒を飲まず、そのほか兄弟をつまずかせないのは、良いことである。

 

口 語訳 ガラ 6:1

6:1 兄弟たちよ。もしもある人が罪過に陥っていることがわかったなら、霊の人であるあなたがたは、柔和な心をもって、その人を正しなさ い。それと同時に、もしか自分自身も誘惑に陥ることがありはしないかと、反省しなさい。

 

(日)新共同訳1987の引照

新共同 ヤコ 5:16

5:16 だから、主にいやしていただくために、罪を告白し合い、互いのために祈りなさい。正しい人の祈りは、大きな力があり、効果をもたらします。

 

新共同 Tペテ2:24

2:24 そして、十字架にかかって、自らその身にわたしたちの罪を担ってくださいました。わたしたちが、罪に対して死んで、義によって生きるようになるためです。 そのお受けになった傷によって、あなたがたはいやされました。

 

新共同 ガラ 2:14

2:14 しかし、わたしは、彼らが福音の真理にのっとってまっすぐ歩いていないのを見たとき、皆の前でケファに向かってこう言いました。「あなたはユダヤ人であり ながら、ユダヤ人らしい生き方をしないで、異邦人のように生活しているのに、どうして異邦人にユダヤ人のように生活することを強要す るのですか。」

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ヘブライ人へ 12:14−17

平和と清潔とを追い求めよ

 

 

翻訳比較



聖書協会共同訳2018
◆キリスト者にふさわしい生活の勧告
ヘブ 12:14 すべての人と共に平和を、また聖なる生活を追い求めなさい。聖なる生活を抜きにして、誰も主を見ることはできません。
ヘブ 12:15 神の恵みから漏れる者がないように、また、苦い根が生え出て悩ましたり、それによって多くの人が汚されたりすることのないように、気をつけな さい。
ヘブ 12:16 誰も、エサウのように、淫らな者や俗悪な者とならないよう気をつけなさい。エサウは一杯の食物と引き替えに長子の権利を売ったのです。
ヘブ 12:17 あなたがたが知っているとおり、彼は後になって祝福を受け継ぎたいと願ったが、退けられました。涙ながらに求めたけれども、思い直してもらう ことはできなかったのです。


フランシスコ会訳2013

◆キリストの招き

014すべての人々との平和を追い求 め、また、聖なるものとされることを追い求めなさい。そのことなしには、誰も主を見ることができません。

015誰一人、神の恵みにあずからな い者がないように心を配りなさい。また、毒のある根から芽が生え出て悩ましたり、それによって多くの人を汚したりすることのないよう にしなさい。

016また、一椀の食べ物のために長 子の権利を売り渡したエサウのように、みだらで世俗的な者とならないように心がけなさい。

017エサウは、後になって、遺産と して祝福を受けたいと望みましたが、拒まれました。涙を流してそれを求めましたが、心を翻してもらう余地がなかったことを、あなた方 は知っています。


 

岩波翻訳委員会訳1995

581214すべての人々との平和を、また聖別〔された生活〕を追い求めなさい。これがなくては誰も〔将 来〕主を見ることがないであろう。

581215神の恵みから外れるような人がないよう、苦い根のようなものが伸び出して来て問題を 起こし、それによって多くの人々が穢されることのないよう、注意を払いなさい。

581216誰も、一〔椀〕の食べ物の代償に自分の長子権を売ったエサウのような、淫らなもの、俗っぼい ものにならないように。

581217あなたがたには、彼が後になって祝福を相続したいと思ったが、断られたことがわかっているの だから。つまり涙をもってそれを希求したけれど、回心の可能性はなかったのである。

 

新共同訳1987

12:14 すべての人との平和を、また聖なる生活を追い求めなさい。聖なる生活を抜きにして、だれも主を見ることはできません。

12:15 神の恵みから除かれることのないように、また、苦い根が現れてあなたがたを悩まし、それによって多くの人が汚れることのないように、気をつけなさい。

12:16 また、だれであれ、ただ一杯の食物のために長子の権利を譲り渡したエサウのように、みだらな者や俗悪な者とならないよう気をつけるべきです。

12:17 あなたがたも知っているとおり、エサウは後になって祝福を受け継ぎたいと願ったが、拒絶されたからです。涙を流して求めたけれども、事態を変えてもらうこ とができなかったのです。

 

前田訳1978

12:14 すべての人との平和と聖さとを求めなさい。聖さなしにはだれも主を見ることができますまい。

12:15 心がけて、だれも神の恵みからもれないように、にがい根が生えて悩まし、それによって多くの人々が汚されないようになさい。

12:16 一杯の食のために自らの長子権を売ったエサウのように不身持ちな俗物にならないようになさい。

12:17 ご承知のように、彼は後になって祝福を継ごうと願いつつも拒否されました。彼は涙をもって求めても悔い改めのおりを得なかったのです。

 

新改訳1970

12:14 すべての人との平和を追い求め、また、聖められることを追い求めなさい。聖くなければ、だれも主を見ることができません。

12:15 そのためには、あなたがたはよく監督して、だれも神の恵みから落ちる者がないように、また、苦い根が芽を出して悩ましたり、これによって多くの人が汚され たりすることのないように、

12:16 また、不品行の者や、一杯の食物と引き替えに自分のものであった長子の権利を売ったエサウのような俗悪な者がないようにしなさい。

12:17 あなたがたが知っているとおり、彼は後になって祝福を相続したいと思ったが、退けられました。涙を流して求めても、彼には心を変えてもらう余地がありませ んでした。

 

塚本訳1963

12:14 すべての人との『平和を追い求めよ』、また聖潔を。聖潔がなければ、だれも主にまみえることはできない。

12:15 よく注意して、神の恩恵に入ることができぬ者が(一人も)ないように、(また、)『(一本の)苦い(毒草の)根が生え出てやっかいをかけ』、それによって 多くの人が(罪に)よごされ(るものが一つも)ないように、

12:16 (また、たった)一杯の食べ物のために自分の『長子相続権を売り渡したエサウ』のような、不品行の者、野卑な者が(一人も)ないように、せねばならない。

12:17 なぜなら、彼はあとから(その相続権である神の)祝福を相続しようと願ったが、排斥されたことを知っているではないか。涙を流しながら求めたにもかかわら ず、悔改めの余地がなかったのである。

 

口語訳1955

12:14 すべての人と相和し、また、自らきよくなるように努めなさい。きよくならなければ、だれも主を見ることはできない。

12:15 気をつけて、神の恵みからもれることがないように、また、苦い根がはえ出て、あなたがたを悩まし、それによって多くの人が汚されることのないようにしなさ い。

12:16 また、一杯の食のために長子の権利を売ったエサウのように、不品行な俗悪な者にならないようにしなさい。

12:17 あなたがたの知っているように、彼はその後、祝福を受け継ごうと願ったけれども、捨てられてしまい、涙を流してそれを求めたが、悔改めの機会を得なかった のである。

 

文語訳1917

"581214"," 力めて凡ての人と和ぎ、自から潔からんことを求めよ。もし潔からずば、主を見ること能はず。"

"581215"," なんじら愼め、恐らくは神の恩惠に至らぬ者あらん。恐らくは苦き根はえいでて汝らを惱まし、多くの人これに由りて汚されん。"

"581216"," 恐らくは淫行のもの、或は一飯のために長子の特權を賣りしエサウの如き妄なるもの起らん。"

"581217"," 汝らの知るごとく、彼はそののち祝福を受けんと欲したれども棄てられ、涙を流して之を求めたれど回復の機を得ざりき。"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

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(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ロマ 12:10

12:10 兄弟の愛をもって互にいつくしみ、進んで互に尊敬し合いなさい。

 

口語訳 ガラ 5:22-23

5:22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、

5:23 柔和、自制であって、これらを否定する律法はない。

 

口語訳 Tテサ5:13-15

5:13 彼らの働きを思って、特に愛し敬いなさい。互に平和に過ごしなさい。

5:14 兄弟たちよ。あなたがたにお勧めする。怠惰な者を戒め、小心な者を励まし、弱い者を助け、すべての人に対して寛容でありなさい。

5:15 だれも悪をもって悪に報いないように心がけ、お互に、またみんなに対して、いつも善を追い求めなさい。

 

口語訳 Tコリ12:13

12:13 なぜなら、わたしたちは皆、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つの御霊によって、一つのからだとなるようにバプテスマを受け、そして皆一つの御 霊を飲んだからである。

 

口語訳 ガラ 6:10

6:10 だから、機会のあるごとに、だれに対しても、とくに信仰の仲間に対して、善を行おうではないか。

 

口語訳 ロマ 6:22

6:22 しかし今や、あなたがたは罪から解放されて神に仕え、きよきに至る実を結んでいる。その終極は永遠のいのちである。

 

口語訳 Uコリ6:17

6:17 だから、「彼らの間から出て行き、/彼らと分離せよ、と主は言われる。そして、汚れたものに触れてはならない。触れなければ、わたしはあなたがたを受けい れよう。

 

口語訳 Uコリ7:1

7:1 愛する者たちよ。わたしたちは、このような約束を与えられているのだから、肉と霊とのいっさいの汚れから自分をきよめ、神をおそれて全く清くなろうではな いか。

 

口語訳 Tテサ3:13

3:13 そして、どうか、わたしたちの主イエスが、そのすべての聖なる者と共にこられる時、神のみまえに、あなたがたの心を強め、清く、責められるところのない者 にして下さるように。

 

口語訳 Tコリ6:9-11

6:9 それとも、正しくない者が神の国をつぐことはないのを、知らないのか。まちがってはいけない。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる 者、男色をする者、盗む者、

6:10 貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者は、いずれも神の国をつぐことはないのである。

6:11 あなたがたの中には、以前はそんな人もいた。しかし、あなたがたは、主イエス・キリストの名によって、またわたしたちの神の霊によって、洗われ、きよめら れ、義とされたのである。

 

口語訳 Tコリ13:12

13:12 わたしたちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見ている。しかしその時には、顔と顔とを合わせて、見るであろう。わたしの知るところは、今は一部分 にすぎない。しかしその時には、わたしが完全に知られているように、完全に知るであろう。

 

口語訳 Tコリ10:12

10:12 だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。

 

口語訳 Uコリ6:1

6:1 わたしたちはまた、神と共に働く者として、あなたがたに勧める。神の恵みをいたずらに受けてはならない。

 

口語訳 Uコリ13:5

13:5 あなたがたは、はたして信仰があるかどうか、自分を反省し、自分を吟味するがよい。それとも、イエス・キリストがあなたがたのうちにおられることを、悟ら ないのか。もし悟らなければ、あなたがたは、にせものとして見捨てられる。

 

口語訳 ガラ 5:4

5:4 律法によって義とされようとするあなたがたは、キリストから離れてしまっている。恵みから落ちている。

 

口語訳 ロマ 3:14

3:14 彼らの口は、のろいと苦い言葉とで満ちている。

 

口語訳 Tコリ5:6

5:6 あなたがたが誇っているのは、よろしくない。あなたがたは、少しのパン種が粉のかたまり全体をふくらませることを、知らないのか。

 

口語訳 Tコリ15:33

15:33 まちがってはいけない。「悪い交わりは、良いならわしをそこなう」。

 

口語訳 Tコリ5:9-11

5:9 わたしは前の手紙で、不品行な者たちと交際してはいけないと書いたが、

5:10 それは、この世の不品行な者、貪欲な者、略奪をする者、偶像礼拝をする者などと全然交際してはいけないと、言ったのではない。もしそうだとしたら、あなた がたはこの世から出て行かねばならないことになる。

5:11 しかし、わたしが実際に書いたのは、兄弟と呼ばれる人で、不品行な者、貪欲な者、偶像礼拝をする者、人をそしる者、酒に酔う者、略奪をする者があれば、そ んな人と交際をしてはいけない、食事を共にしてもいけない、ということであった。

 

口語訳 ガラ 5:19-21

5:19 肉の働きは明白である。すなわち、不品行、汚れ、好色、

5:20 偶像礼拝、まじない、敵意、争い、そねみ、怒り、党派心、分裂、分派、

5:21 ねたみ、泥酔、宴楽、および、そのたぐいである。わたしは以前も言ったように、今も前もって言っておく。このようなことを行う者は、神の国をつぐことがな い。

 

口語訳 Tテサ4:3-7

4:3 神のみこころは、あなたがたが清くなることである。すなわち、不品行を慎み、

4:4 各自、気をつけて自分のからだを清く尊く保ち、

4:5 神を知らない異邦人のように情欲をほしいままにせず、

4:6 また、このようなことで兄弟を踏みつけたり、だましたりしてはならない。前にもあなたがたにきびしく警告しておいたように、主はこれらすべてのことについ て、報いをなさるからである。

4:7 神がわたしたちを召されたのは、汚れたことをするためではなく、清くなるためである。

 

(日)新共同訳1987の引照

新共同 ロマ 6:22

6:22 あなたがたは、今は罪から解放されて神の奴隷となり、聖なる生活の実を結んでいます。行き着くところは、永遠の命です。

 

新共同 ヘブ 12:10

12:10 肉の父はしばらくの間、自分の思うままに鍛えてくれましたが、霊の父はわたしたちの益となるように、御自分の神聖にあずからせる目的でわたしたちを鍛えら れるのです。

 

新共同 ヘブ 9:28

9:28 キリストも、多くの人の罪を負うためにただ一度身を献げられた後、二度目には、罪を負うためではなく、御自分を待望している人たちに、救いをもたらすため に現れてくださるのです。

 

新共同 Uコリ6:1

6:1 わたしたちはまた、神の協力者としてあなたがたに勧めます。神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。

 

新共同 ガラ 5:4

5:4 律法によって義とされようとするなら、あなたがたはだれであろうと、キリストとは縁もゆかりもない者とされ、いただいた恵みも失います。

 

新共同 ヘブ 4:1

4:1 だから、神の安息にあずかる約束がまだ続いているのに、取り残されてしまったと思われる者があなたがたのうちから出ないように、気をつけましょう。

 

新共同 テト 1:15

1:15 清い人には、すべてが清いのです。だが、汚れている者、信じない者には、何一つ清いものはなく、その知性も良心も汚れています。

 

新共同 ヘブ 13:4

13:4 結婚はすべての人に尊ばれるべきであり、夫婦の関係は汚してはなりません。神は、みだらな者や姦淫する者を裁かれるのです。

 

新共同 Tテモ1:9

1:9 すなわち、次のことを知って用いれば良いものです。律法は、正しい者のために与えられているのではなく、不法な者や不従順な者、不信心な者や罪を犯す者、 神を畏れぬ者や俗悪な者、父を殺す者や母を殺す者、人を殺す者、

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口 語訳 ロマ 12:18

12:18 あなたがたは、できる限りすべての人と平和に過ごしなさい。

 

口 語訳 Tヨハ3:2

3:2 愛する者たちよ。わたしたちは今や神の子である。しかし、わたしたちがどうなるのか、まだ明らかではない。彼が現れる時、わたしたち は、自分たちが彼に似るものとなることを知っている。そのまことの御姿を見るからである。

 

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ヘブライ人へ 12:18−29

新約の卓越とその責任

 

 

翻訳比較




聖書協会共同訳2018
ヘブ 12:18 あなたがたは、手で触れることのできるものや、燃える火、密雲、暗闇、暴風、
ヘブ 12:19 ラッパの音、また、人々がこれ以上耳にしたくないような大声の言葉に、到達したのではありません。
ヘブ 12:20 彼らは、「たとえ獣でも、この山に触れれば、石で打ち殺されなければならない」という命令に耐えられなかったのです。
ヘブ 12:21 また、その光景があまりに恐ろしかったので、モーセは、「私は恐れ、震えている」と言いました。
ヘブ 12:22-23 しかし、あなたがたが到達したのは、シオンの山と生ける神の都、天のエルサレム、無数の天使たち、天に登 録          されている長子たちの大集会、すなわち教会、すべての人の審判者である神、完全な者とされた正しい人たちの霊、
ヘブ 12:24 新しい契約の仲介者イエス、それに、アベルの血より優れたことを語る注がれた血です。
ヘブ 12:25 語っている方を拒むことのないように気をつけなさい。もし、地上で御旨を告げる人を拒んだ者たちが、罰を免れなかったとすれば、天から御旨を 告げる方に背を向ける私たちは、なおさらそうではありませんか。
ヘブ 12:26 あのときは、その御声が地を揺り動かしましたが、今はこう約束しておられます。「もう一度、私は地だけではなく天をも揺り動かす。」
ヘブ 12:27 この「もう一度」という言葉は、揺り動かされないものが存続するために、揺り動かされるものが、造られたものとして取り除かれることを示して います。
ヘブ 12:28 このように、私たちは揺るがされない御国を受けているのですから、感謝しましょう。感謝しつつ、畏れ敬いながら、神に喜ばれるように仕えてい きましょう。
ヘブ 12:29 実に、私たちの神は、焼き尽くす火です。


フランシスコ会訳2013

018
あなた方は、手で触れることのできるもの、燃える火、黒雲、暗闇、嵐、

019さらに響き渡るラッパの音、と どろき渡る声に近づいたのではありません。このとどろき渡る声を聞いた者たちは、これ以上、一言も彼らに話しかけないように懇願しま した。

020「たとえ獣であっても、この山 に触れるものは石で打ち殺す」という命令に、人々は耐えることができなかったからです。

021この凄まじい有様には、モーセ でさえ、「わたしは恐怖のあまり打ち震える」と言ったほどでした。

022しかし、あなた方が近づいてい るのは、シオンの山、生ける神の都、天のエルサレム、大群のみ使いの喜びの集いです。

023また、それは天に登録されてい る長子たちの教会、万民の裁き手である神、完全な者とされた義人たちの霊であり、

024さらに、新しい契約の仲介者イ エスと、アベルの血よりも優れたことを語る彼の注がれた血なのです。

025あなた方に語っておられる方を 拒むことがないように、注意しなさい。地上で、あなた方にみ旨を告げる方を拒む者が、処罰を逃れることができなかったとすれば、まし て、天上からみ旨を告げる方に背を向けるなら、どうして罰を逃れることができるでしょうか。

026あの時には、神の声が地を揺り 動かしました。しかし今は、「わたしは、もう一度だけ、地ばかりでなく天をも震わせよう」と約束しておられます。

027「もう一度だけ」という言葉 は、揺り動かされることのない不動のものが残るために、揺り動かされるものが、造られたものとして取り除かれることを示しているので す。

028このように、わたしたちは、揺 り動かされることのない、み国を受けているのですから、感謝しようではありませんか。わたしたちは、神に喜ばれるように、感謝のうち に畏れかしこんで奉仕しましょう。

029実に、わたしたちの神は焼き尽 くす火なのです。

 

岩波翻訳委員会訳1995

581218つまり、あなたがたが進み出ているのは、触れることのできるものや燃えている火や暗さや暗黒 や暴風や、

581219ラッパの響きやことばの声〔の前〕にではない。そ〔の声〕を聞いた人々はそれら〔のことば〕 に〔さらに〕ことばが加えられることのないようにと願い出たのであった。581220彼らは「獣といえども山に触れるなら石打ちにさ れる」という指示に堪えられなかったからである。

581221光景がそのように恐ろしく、モーセは「私はひどく恐れ、おののいている」と言っ た。

581222あなたがたが進み出ているのは〔そのようなものにではなく〕、シオンの山と生ける神の都、天 上のエルサレム、そして御使いの大群、集まり、

581223そして天に登録されている初子たちの集会と、すべての人の裁き手である神と、全き者とされた 義人たちの霊、

581224そして新しい契約の仲介者イエスと、アベル〔の血〕よりもよく語る、注ぎかけられる血〔の 前〕にである。

581225語っている方を拒絶しないよう気をつけなさい。あの〔エジプトから出て来た〕人々が地上で託 宣を告げていた人を拒絶したために〔罰を〕逃れ〔え〕なかったとすれば、ましてや私たちが天からの方に背を向けるなら、なおのことで ある。

581226その方の声はかつて地を震わせた。今、次のように言って、約束されているのである。

もう一度私は、地ばかりでなく天をも揺り動かすであろう

581227もう一度〔と いうことば〕は、震わされないものが残るため、震わされるもの、つまり造られたものが取り去られる、[その]ことを明らかにしてい る。

581228それゆえ、私たちは震わされえない王国を受けつつあるのだから、感謝〔の念〕を抱こう。それ を通して、畏敬と畏れをもって、神に喜ばれるように勤めを果たそう。

581229私たちの神 は食いつくす火なのだから。

 

新共同訳1987

12:18 -19あなたがたは手で触れることができるものや、燃える火、黒雲、暗闇、暴風、ラッパの音、更に、聞いた人々がこれ以上語ってもらいたくないと願ったよ うな言葉の声に、近づいたのではありません。

12:20 彼らは、「たとえ獣でも、山に触れれば、石を投げつけて殺さなければならない」という命令に耐えられなかったのです。

12:21 また、その様子があまりにも恐ろしいものだったので、モーセすら、「わたしはおびえ、震えている」と言ったほどです。

12:22 しかし、あなたがたが近づいたのは、シオンの山、生ける神の都、天のエルサレム、無数の天使たちの祝いの集まり、

12:23 天に登録されている長子たちの集会、すべての人の審判者である神、完全なものとされた正しい人たちの霊、

12:24 新しい契約の仲介者イエス、そして、アベルの血よりも立派に語る注がれた血です。

12:25 あなたがたは、語っている方を拒むことのないように気をつけなさい。もし、地上で神の御旨を告げる人を拒む者たちが、罰を逃れられなかったとするなら、天 から御旨を告げる方に背を向けるわたしたちは、なおさらそうではありませんか。

12:26 あのときは、その御声が地を揺り動かしましたが、今は次のように約束しておられます。「わたしはもう一度、地だけではなく天をも揺り動かそう。」

12:27 この「もう一度」は、揺り動かされないものが存続するために、揺り動かされるものが、造られたものとして取り除かれることを示しています。

12:28 このように、わたしたちは揺り動かされることのない御国を受けているのですから、感謝しよう。感謝の念をもって、畏れ敬いながら、神に喜ばれるように仕え ていこう。

12:29 実に、わたしたちの神は、焼き尽くす火です。

 

前田訳1978

12:18 あなた方が近づいたのは、手で触れうる山にではありません。そこには火が燃え、黒雲、暗闇、竜巻きがあり、

12:19 ラッパの音や、聞き手がひとことも加えられたくないと思ったことばのひびきがありました。

12:20 彼らは「獣でも山に触れれば石で打ち殺されよう」と命ぜられたことに堪えなかったのです。

12:21 その光景があまりおそろしかったので、モーセはいいました、「わたしはおそれおののきました」と。

12:22 あなた方が近づいたのは、シオンの山、生ける神の都、天のエルサレム、何万という天使の会合、

12:23 天にしるされた長子たちの集会、すべてのものの裁き主なる神、全うされた義人の霊、

12:24 新しい契約の仲保者イエス、アベルの血にまさって強く語るそそがれた血です。

12:25 語りたもうものを拒まないよう気をおつけなさい。もしみ旨を告げる方を拒んだものが地上で逃れえなかったならば、天から語りたもう方を拒むわれらはなおさ らです。

12:26 かってそのみ声は地を震わせましたが、今はお約束でした、「もう一度わたしは地ばかりでなく、天をも震わせよう」と。

12:27 「もう一度」とは、造られたものが震われて除かれることを意味します。それは震われないものが残るためです。

12:28 かくて、われらは震われぬ国を受けたのですから、感謝をいだき、かしこみおそれて、神のよろこばれるよう奉仕しましょう。

12:29 われらの神は焼き尽くす火にいまします。

 

新改訳1970

12:18 あなたがたは、手でさわれる山、燃える火、黒雲、暗やみ、あらし、

12:19 ラッパの響き、ことばのとどろきに近づいているのではありません。このとどろきは、これを聞いた者たちが、それ以上一言も加えてもらいたくないと願ったも のです。

12:20 彼らは、「たとい、獣でも、山に触れるものは石で打ち殺されなければならない。」というその命令に耐えることができなかったのです。

12:21 また、その光景があまり恐ろしかったので、モーセは、「私は恐れて、震える。」と言いました。

12:22 しかし、あなたがたは、シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレム、無数の御使いたちの大祝会に近づいているのです。

12:23 また、天に登録されている長子たちの教会、万民の審判者である神、全うされた義人たちの霊、

12:24 さらに、新しい契約の仲介者イエス、それに、アベルの血よりもすぐれたことを語る注ぎかけの血に近づいています。

12:25 語っておられる方を拒まないように注意しなさい。なぜなら、地上においても、警告を与えた方を拒んだ彼らが処罰を免れることができなかったとすれば、まし て天から語っておられる方に背を向ける私たちが、処罰を免れることができないのは当然ではありませんか。

12:26 あのときは、その声が地を揺り動かしましたが、このたびは約束をもって、こう言われます。「わたしは、もう一度、地だけではなく、天も揺り動かす。」

12:27 この「もう一度」ということばは、決して揺り動かされることのないものが残るために、すべての造られた、揺り動かされるものが取り除かれることを示してい ます。

12:28 こういうわけで、私たちは揺り動かされない御国を受けているのですから、感謝しようではありませんか。こうして私たちは、慎みと恐れとをもって、神に喜ば れるように奉仕をすることができるのです。

12:29 私たちの神は焼き尽くす火です。

 

塚本訳1963

12:18 なぜであるか。(いま)あなた達があゆみ寄っている所は、(手で)さわることのできる山ではない、また『燃えている火、また黒雲、また暗やみ、また暴風、

12:19 またラッパの響、また(神の)言葉の声』ではない。この声を聞いた者は(みな恐れおののいて、これ以上)自分たちに一言もつけたして与えられないように と、断ったのである。

12:20 というのは、『たとい獣がこの山に触れても石で打ち殺される』という(神の)命令に堪えられなかったのである。

12:21 そしてその光景があまり恐ろしかったので、モーセ(すら)も、「『自分は怯え』かつ震える」と言ったほどであった。

12:22 (これは旧い約束が与えられた時のシナイ山であるが、)しかし(今キリストを信ずる)あなた達があゆみ寄っている所は、(目に見えない、喜びと平安の)シ オンの山、(然り、)生ける神の都、天のエルサレム、また数かぎりない天使、

12:23 また、天に登録された(神の)長男たちの祝いの集いまたその集会、またすべての(ものの)裁判官である神、また完成された(天にある)義人たちの霊、

12:24 また新約の仲介者であるイエス、また、(地の中から神に復讐を叫ぶ)アベルの血よりも雄弁に語る(イエスの)注ぎの血である。

12:25 あなた達は(キリストをもって)語られるお方をしりぞけないように気をつけよ。なぜなら、もし彼ら(イスラエル人)ですら地上でお告げを下されるお方をし りぞけて罰を免れなかったくらいならば、ましてわたし達が天からお告げを下されるお方にそむいたら、なおさらのことである。

12:26 その時、そのお声は地を震わせた。しかし今彼は約束をして言われた、『わたしはもう一度、地』ばかりでなく『天を』も『揺り動かす』と。

12:27 しかし、この『もう一度』とは、造られたものとして、震われるものの変更されることを意味する。これは震われることのないものが(永遠に)のこるためであ る。

12:28 だからわたし達は(永遠に)揺り動かぬ国を授かったのだから、(神に)感謝しようではないか、それによって敬虔と畏怖とをもって、お気に入るように神を礼 拝しようではないか。

12:29 わたし達の『神は焼きつくす火』であるからである。

 

口語訳1955

12:18 あなたがたが近づいているのは、手で触れることができ、火が燃え、黒雲や暗やみやあらしにつつまれ、

12:19 また、ラッパの響や、聞いた者たちがそれ以上、耳にしたくないと願ったような言葉がひびいてきた山ではない。

12:20 そこでは、彼らは、「けものであっても、山に触れたら、石で打ち殺されてしまえ」という命令の言葉に、耐えることができなかったのである。

12:21 その光景が恐ろしかったのでモーセさえも、「わたしは恐ろしさのあまり、おののいている」と言ったほどである。

12:22 しかしあなたがたが近づいているのは、シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレム、無数の天使の祝会、

12:23 天に登録されている長子たちの教会、万民の審判者なる神、全うされた義人の霊、

12:24 新しい契約の仲保者イエス、ならびに、アベルの血よりも力強く語るそそがれた血である。

12:25 あなたがたは、語っておられるかたを拒むことがないように、注意しなさい。もし地上で御旨を告げた者を拒んだ人々が、罰をのがれることができなかったな ら、天から告げ示すかたを退けるわたしたちは、なおさらそうなるのではないか。

12:26 あの時には、御声が地を震わせた。しかし今は、約束して言われた、「わたしはもう一度、地ばかりでなく天をも震わそう」。

12:27 この「もう一度」という言葉は、震われないものが残るために、震われるものが、造られたものとして取り除かれることを示している。

12:28 このように、わたしたちは震われない国を受けているのだから、感謝をしようではないか。そして感謝しつつ、恐れかしこみ、神に喜ばれるように、仕えていこ う。

12:29 わたしたちの神は、実に、焼きつくす火である。

 

文語訳1917

"581218"," 汝らの近づきたるは、火の燃ゆる觸り得べき山・黒雲・黒闇・嵐、"

"581219"," ラッパの音、言の聲にあらず、この聲を聞きし者は此の上に言の加へられざらんことを願へり。"

"581220"," これ『獸すら山に觸れなば、石にて撃るべし』と命ぜられしを、彼らは忍ぶこと能はざりし故なり。"

"581221"," その現れしところ極めて怖しかりしかば、モーセは『われ甚く怖れ戰けり』と云へり。"

"581222"," されど汝らの近づきたるはシオンの山、活ける神の都なる天のエルサレム、千萬の御使の集會、"

"581223"," 天に録されたる長子どもの教會、萬民の審判主なる神、全うせられたる義人の靈魂、"

"581224"," 新約の仲保なるイエス、及びアベルの血に勝りて物言ふ灑の血なり、"

"581225"," なんじら心して語りたまふ者を拒むな、もし地にて示し給ひし時これを拒みし者ども遁るる事なかりしならば、況して天より示し給ふと き、我ら之を退けて遁るることを得んや。"

"581226"," その時、その聲、地を震へり、されど今は誓ひて言ひたまふ『我なほ一たび地のみならず、天をも震はん』と。"

"581227"," 此の『なほ一度』とは震はれぬ物の存らんために、震はるる物すなはち造られたる物の取り除かるることを表すなり。"

"581228"," この故に我らは震はれぬ國を受けたれば、感謝して恭敬と畏懼とをもて御心にかなふ奉仕を神になすべし。"

"581229"," 我らの神は焼盡す火なればなり。"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 黙  14:1

14:1 また、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記され ていた。

 

新共同 ガラ 4:26

4:26 他方、天のエルサレムは、いわば自由な身の女であって、これはわたしたちの母です。

 

新共同 黙  5:11

5:11 また、わたしは見た。そして、玉座と生き物と長老たちとの周りに、多くの天使の声を聞いた。その数は万の数万倍、千の数千倍であった。

 

新共同 ルカ 10:20

10:20 しかし、悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」

 

新共同 ヘブ 7:22

7:22 このようにして、イエスはいっそう優れた契約の保証となられたのです。

 

新共同 ヘブ 9:15

9:15 こういうわけで、キリストは新しい契約の仲介者なのです。それは、最初の契約の下で犯された罪の贖いとして、キリストが死んでくださったので、召された者 たちが、既に約束されている永遠の財産を受け継ぐためにほかなりません。

 

新共同 ヘブ 2:3

2:3 ましてわたしたちは、これほど大きな救いに対してむとんちゃくでいて、どうして罰を逃れることができましょう。この救いは、主が最初に語られ、それを聞い た人々によってわたしたちに確かなものとして示され、

 

新共同 ロマ 1:9

1:9 わたしは、御子の福音を宣べ伝えながら心から神に仕えています。その神が証ししてくださることですが、わたしは、祈るときにはいつもあなたがたのことを思 い起こし、

 

新共同 ヘブ 13:21

13:21 御心に適うことをイエス・キリストによってわたしたちにしてくださり、御心を行うために、すべての良いものをあなたがたに備えてくださるように。栄光が 世々限りなくキリストにありますように、アーメン。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ガラ 4:24

4:24 さて、この物語は比喩としてみられる。すなわち、この女たちは二つの契約をさす。そのひとりはシナイ山から出て、奴隷となる者を産む。ハガルがそれであ る。

 

口語訳 Tテサ4:16

4:16 すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最 初によみがえり、

 

口語訳 ロマ 3:19-20

3:19 さて、わたしたちが知っているように、すべて律法の言うところは、律法のもとにある者たちに対して語られている。それは、すべての口がふさがれ、全世界が 神のさばきに服するためである。

3:20 なぜなら、律法を行うことによっては、すべての人間は神の前に義とせられないからである。律法によっては、罪の自覚が生じるのみである。

 

口語訳 ロマ 8:30

8:30 そして、あらかじめ定めた者たちを更に召し、召した者たちを更に義とし、義とした者たちには、更に栄光を与えて下さったのである。

 

口語訳 Uコリ5:1

5:1 わたしたちの住んでいる地上の幕屋がこわれると、神からいただく建物、すなわち天にある、人の手によらない永遠の家が備えてあることを、わたしたちは知っ ている。

 

口語訳 ロマ 11:26

11:26 こうして、イスラエル人は、すべて救われるであろう。すなわち、次のように書いてある、/「救う者がシオンからきて、/ヤコブから不信心を追い払うであろ う。

 

口語訳 ガラ 4:26

4:26 しかし、上なるエルサレムは、自由の女であって、わたしたちの母をさす。

 

口語訳 ロマ 8:16-17

8:16 御霊みずから、わたしたちの霊と共に、わたしたちが神の子であることをあかしして下さる。

8:17 もし子であれば、相続人でもある。神の相続人であって、キリストと栄光を共にするために苦難をも共にしている以上、キリストと共同の相続人なのである。

 

口語訳 ピリ 4:3

4:3 ついては、真実な協力者よ。あなたにお願いする。このふたりの女を助けてあげなさい。彼らは、「いのちの書」に名を書きとめられているクレメンスや、その 他の同労者たちと協力して、福音のためにわたしと共に戦ってくれた女たちである。

 

口語訳 ロマ 2:16

2:16 そして、これらのことは、わたしの福音によれば、神がキリスト・イエスによって人々の隠れた事がらをさばかれるその日に、明らかにされるであろう。

 

口語訳 Uコリ5:8

5:8 それで、わたしたちは心強い。そして、むしろ肉体から離れて主と共に住むことが、願わしいと思っている。

 

口語訳 ピリ 1:21-23

1:21 わたしにとっては、生きることはキリストであり、死ぬことは益である。

1:22 しかし、肉体において生きていることが、わたしにとっては実り多い働きになるのだとすれば、どちらを選んだらよいか、わたしにはわからない。

1:23 わたしは、これら二つのものの間に板ばさみになっている。わたしの願いを言えば、この世を去ってキリストと共にいることであり、実は、その方がはるかに望 ましい。

 

口語訳 Tテサ5:15

5:15 だれも悪をもって悪に報いないように心がけ、お互に、またみんなに対して、いつも善を追い求めなさい。

 

口語訳 ロマ 12:1-2

12:1 兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。 それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。

12:2 あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、か つ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。

 

(日)新共同訳1987の引照

新共同 ヘブ 11:16

11:16 ところが実際は、彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。だから、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません。神は、彼らの ために都を準備されていたからです。

 

新共同 黙  14:1

14:1 また、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記され ていた。

 

新共同 ヘブ 3:12

3:12 兄弟たち、あなたがたのうちに、信仰のない悪い心を抱いて、生ける神から離れてしまう者がないように注意しなさい。

 

新共同 ヘブ 11:10

11:10 アブラハムは、神が設計者であり建設者である堅固な土台を持つ都を待望していたからです。

 

新共同 黙  21:2

21:2 更にわたしは、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意を整えて、神のもとを離れ、天から下って来るのを見た。

 

新共同 ピリ 3:20

3:20 しかし、わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、わたしたちは待っています。

 

新共同 ガラ 4:26

4:26 他方、天のエルサレムは、いわば自由な身の女であって、これはわたしたちの母です。

 

新共同 ユダ 1:14

1:14 アダムから数えて七代目に当たるエノクも、彼らについてこう預言しました。「見よ、主は数知れない聖なる者たちを引き連れて来られる。

 

新共同 黙  5:11

5:11 また、わたしは見た。そして、玉座と生き物と長老たちとの周りに、多くの天使の声を聞いた。その数は万の数万倍、千の数千倍であった。

 

新共同 ヘブ 2:12

2:12 「わたしは、あなたの名を/わたしの兄弟たちに知らせ、/集会の中であなたを賛美します」と言い、

 

新共同 ヤコ 5:9

5:9 兄弟たち、裁きを受けないようにするためには、互いに不平を言わぬことです。裁く方が戸口に立っておられます。

 

新共同 ヘブ 11:40

11:40 神は、わたしたちのために、更にまさったものを計画してくださったので、わたしたちを除いては、彼らは完全な状態に達しなかったのです。

 

新共同 黙  6:9

6:9 小羊が第五の封印を開いたとき、神の言葉と自分たちがたてた証しのために殺された人々の魂を、わたしは祭壇の下に見た。

 

新共同 ヘブ 8:6

8:6 しかし、今、わたしたちの大祭司は、それよりはるかに優れた務めを得ておられます。更にまさった約束に基づいて制定された、更にまさった契約の仲介者にな られたからです。

 

新共同 ヘブ 9:15

9:15 こういうわけで、キリストは新しい契約の仲介者なのです。それは、最初の契約の下で犯された罪の贖いとして、キリストが死んでくださったので、召された者 たちが、既に約束されている永遠の財産を受け継ぐためにほかなりません。

 

新共同 ヘブ 11:4

11:4 信仰によって、アベルはカインより優れたいけにえを神に献げ、その信仰によって、正しい者であると証明されました。神が彼の献げ物を認められたからです。 アベルは死にましたが、信仰によってまだ語っています。

 

新共同 ヘブ 9:19

9:19 というのは、モーセが律法に従ってすべての掟を民全体に告げたとき、水や緋色の羊毛やヒソプと共に若い雄牛と雄山羊の血を取って、契約の書自体と民全体と に振りかけ、

 

新共同 Tペテ1:2

1:2 あなたがたは、父である神があらかじめ立てられた御計画に基づいて、"霊"によって聖なる者とされ、イエス・キリストに従い、また、その血を注ぎかけてい ただくために選ばれたのです。恵みと平和が、あなたがたにますます豊かに与えられるように。

 

新共同 Tペテ3:12

3:12 主の目は正しい者に注がれ、/主の耳は彼らの祈りに傾けられる。主の顔は悪事を働く者に対して向けられる。」

 

新共同 ヘブ 8:5

8:5 この祭司たちは、天にあるものの写しであり影であるものに仕えており、そのことは、モーセが幕屋を建てようとしたときに、お告げを受けたとおりです。神 は、「見よ、山で示された型どおりに、すべてのものを作れ」と言われたのです。

 

新共同 ヘブ 13:15

13:15 だから、イエスを通して賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を、絶えず神に献げましょう。

 

新共同 Uテサ1:7

1:7 また、苦しみを受けているあなたがたには、わたしたちと共に休息をもって報いてくださるのです。主イエスが力強い天使たちを率いて天から来られるとき、神 はこの報いを実現なさいます。

 

新共同 Uペテ3:7

3:7 しかし、現在の天と地とは、火で滅ぼされるために、同じ御言葉によって取っておかれ、不信心な者たちが裁かれて滅ぼされる日まで、そのままにしておかれる のです。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 黙  14:1

14:1 なお、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っていた。また、十四万四千の人々が小羊と共におり、その額に小羊の名とその父の名とが書かれてい た。

 

口語訳 黙  21:10

21:10 この御使は、わたしを御霊に感じたまま、大きな高い山に連れて行き、聖都エルサレムが、神の栄光のうちに、神のみもとを出て天から下って来るのを見せてく れた。

 

口語訳 ロマ 2:6

2:6 神は、おのおのに、そのわざにしたがって報いられる。

 

口語訳 ヘブ 11:40

11:40 神はわたしたちのために、さらに良いものをあらかじめ備えて下さっているので、わたしたちをほかにしては彼らが全うされることはない。

 

口語訳 ヘブ 8:6

8:6 ところがキリストは、はるかにすぐれた務を得られたのである。それは、さらにまさった約束に基いて立てられた、さらにまさった契約の仲保者となられたこと による。

 

口語訳 ヘブ 11:4

11:4 信仰によって、アベルはカインよりもまさったいけにえを神にささげ、信仰によって義なる者と認められた。神が、彼の供え物をよしとされたからである。彼は 死んだが、信仰によって今もなお語っている。

 

口語訳 ヘブ 2:2-3

2:2 というのは、御使たちをとおして語られた御言が効力を持ち、あらゆる罪過と不従順とに対して正当な報いが加えられたとすれば、

2:3 わたしたちは、こんなに尊い救をなおざりにしては、どうして報いをのがれることができようか。この救は、初め主によって語られたものであって、聞いた人々 からわたしたちにあかしされ、

 

口語訳 Uペテ3:12-13

3:12 極力、きよく信心深い行いをしていなければならない。その日には、天は燃えくずれ、天体は焼けうせてしまう。

3:13 しかし、わたしたちは、神の約束に従って、義の住む新しい天と新しい地とを待ち望んでいる。

 

口語訳 黙  21:1

21:1 わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。

 

口語訳 ヘブ 9:14

9:14 永遠の聖霊によって、ご自身を傷なき者として神にささげられたキリストの血は、なおさら、わたしたちの良心をきよめて死んだわざを取り除き、生ける神に仕 える者としないであろうか。

 

口語訳 ロマ 1:9

1:9 わたしは、祈のたびごとに、絶えずあなたがたを覚え、いつかは御旨にかなって道が開かれ、どうにかして、あなたがたの所に行けるようにと願っている。この ことについて、わたしのためにあかしをして下さるのは、わたしが霊により、御子の福音を宣べ伝えて仕えている神である。

 

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